• P2E
  • 2022.11.04

バイナンスの使い方は?登録から入金・出金の手順メリット・デメリットまで解説!

バイナンスには国内の取引所では扱っていない仮想通貨銘柄が多くあります。国内では取り扱っている仮想通貨は17種類が平均ですが、バイナンスはおよそ700種類ほどあり、今後上場してくる仮想通貨でも事前に投資できます。

本記事ではバイナンスの特徴や登録方法、仮想通貨の注文方法なども詳しく解説していきます。海外の取引所を利用するのが初めての方でも始めるハードルが低くなるでしょう。

国内の取引所だけでなく、もっと幅広く仮想通貨に触れてみたい方は、本記事を参考にしてみてください。

バイナンスとは?

バイナンスは登録者数が1000万人を超える世界一ユーザー数が多い人気の海外の仮想通貨取引所です。設立当初は香港を拠点にしていました。しかし、中国の仮想通貨規制を回避するなどの理由で、2022年現在はイタリアのマルタ島に本社があります。

バイナンスは仮想通貨の種類が700種類ほどと非常に多く、投資家などさまざまな人達がバイナンスを利用しています。世界中で利用されているので、英語だけでなく日本語版のサイトやスマホ版のアプリがあります。さらに、トラブル時は日本語でもサポートしてもらえるので始めやすい海外取引所だといえるでしょう。

バイナンスを利用する人はどのような人?

バイナンスを利用している人は、国内の取引所にはない仮想通貨を運用してみたい人や、ブロックチェーンゲームやメタバースをやっている人が多いです。

というのも、ブロックチェーンゲームやメタバースなどは、独自のゲーム内通貨(ガバナンストークン)を多く稼ぎ、稼いだトークンを海外の取引所と国内の取引所を介して現金化するからです。

最近では歩いて稼げるゲームがあったり、メタバース上に建造物を造り売却することでも稼げるので、海外の取引所のバイナンスを開設する人達が多くなっています。稼いだトークンをレバレッジをかけて運用したり、そのまま法定通貨に換金したりする人などさまざまです。

バイナンスの6つの特徴

バイナンスは世界中から利用されている人気の取引所ということもあり、さまざまな特徴があります。ここからは、主にバイナンスの特徴を6つ紹介していきます。

  • 日本語に対応している
  • スマホに対応している
  • 手数料が安い
  • 仮想通貨の種類が多い
  • セキュリティ対策が万全
  • ゼロカットシステムを導入している

1つずつ順番に見ていきましょう。

1.日本語に対応している

バイナンスは海外の取引所ですが、2022年10月現在、バイナンスのサイトは完全に日本語に対応しています。もしトラブルや不明点があった場合でもサポートセンターに連絡すれば日本語で対応してもらえます。

また、公式サイトの翻訳の質も高く、不自然に読みにくい文章もないので、日本語ユーザーであれば誰でも快適にバイナンスを利用できるでしょう。

2.スマホにも対応している

バイナンスはiOSとAndroidどちらのスマホアプリにも対応しています。アプリ画面は視覚的にとても見やすく、始めて画面に触れる人でも操作しやすいように設計されています。

また、バイナンスのアプリは、取引画面が大きく表示されるようになっているので、スマホの小さな画面であっても問題なく快適に操作できるでしょう。

・iOS版のバイナンス公式アプリ:https://apps.apple.com/jp/app/binance-buy-bitcoin-securely/id1436799971

・Androidのバイナンス版公式アプリ:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.binance.dev&hl=ja&gl=US

3.手数料が安い

バイナンスは独自のトークンである「BNB(バイナンスコイン)」を使って取引手数料を支払うと、25%の割引を受けられます。例えば、バイナンスは取引手数料が一律で0.1%なのに対し、BNB(バイナンスコイン)を使えば0.075%まで下げることができます。

同じ海外取引所のBybit(バイビット)や他の取引所の取引手数料は0.1%〜0.2%なので、一律で0.075%で利用できるのはとてもお得です。

BNBは、「USDT」や「BUSD」などの、いわゆる「ステーブルコイン」を用意するか、クレジットカード(VISAとMatercardのみ利用可能)で獲得できます。

今後、バイナンスを使って仮想通貨の売買を頻繁にすることになった場合、取引手数料が気になるものです。初期費用こそかかるものの、毎回25%割引になるBNBを利用すれば手数料を安く抑えられるでしょう。

4.仮想通貨の種類が多い

バイナンスが取り扱う仮想通貨は700種類で、これは世界一の多さです。国内取引所ではコインチェックやビットフライヤーなどが有名ですが、取り扱い通貨は17種類ほどとバイナンスと比較すると非常に少ないです。

国内の取引所では運用できない仮想通貨も、バイナンスであれば入手可能な確率が高いでしょう。今後、投資家から注目されて伸びていく銘柄を購入できるようになります。

バイナンスに登録しておけば、注目度の高い銘柄を見つけやすくなるので、これまでよりも稼げるチャンスが出てくるでしょう。

5.セキュリティ対策が万全

バイナンスはセキュリティの設定が非常に高いです。登録時には必ず本人確認書類の提出から、顔認証までやらないと登録できないようになっています。他にもバイナンスは、ユーザーIDやパスワードだけでなく、2段階認証システムも導入しています。

バイナンスの2段階認証システムには、以下の4種類あるので、すべて設定しておけばハッキングなどのリスクは極めて低くなるでしょう。

  • セキュリティーキーを使用する
  • Google2段階認証を設定できる
  • SMS認証を設定できる
  • メール認証を設定できる

さらに、バイナンスはログイン認証時に5回エラーが出ると自動ロックがかかり、ロックを解除するには本人確認書類をいくつも提出する必要があります。こうした高いセキュリティはハッキングされるリスクを大きく下げるので、資産を守ることにつながるでしょう。

6.ゼロカットシステムを導入している

ゼロカットシステムとは、一定レベルの損失で取引所が強制決済するシステムのことです。ロスカットが間に合わず、残高がゼロになってしまったら、損失回避ができるようになっています。

ゼロカットシステムを導入していると、「レバレッジ取引」をしたときに資金がゼロになってしまうことはあっても、借金を背負うリスクはないので、安心して取引することができるでしょう。

バイナンスを使うメリット3選

バイナンスを使って仮想通貨を取引すると、どのようなメリットを3つ解説していきます。

  1. バイナンスは世界中で利用されておりサポートが充実
  2. レバレッジの幅が125倍と取引所の中で最も大きい
  3. 安全な仮想通貨銘柄がたくさんある

1つずつ具体的に見ていきましょう。

1.バイナンスを利用する人は多いので安心できる

バイナンスはセキュリティシステムが高かったり、取り扱い銘柄が多かったりすることもあり、先述の通り世界で最も利用者が多いです。国内で取り扱いのない仮想通貨も利用でき、700種類以上の仮想通貨に触れられるので、取引が成立しやすいです。

前述の通り、日本語にも対応していたり、スマホにも対応していたりするので、海外の取引所とはいえ利用するハードルも低いです。

2.レバレッジの幅が125倍と取引所の中で最も大きい

バイナンスは最大で125倍のレバレッジをかけられるのも特徴です。同じく海外の取引所である「Bybit(バイビット)」はレバレッジは100倍までとなっています。

また、国内の取引所はレバレッジには制限がかけられており、最大でも2倍までです。バイナンスでは少ない元手資金であっても大きく稼ぐチャンスがあるといえるでしょう。

しかし、バイナンスは登録から60日未満の場合は、レバレッジは20倍までとなっていますので最初から125倍ものレバレッジはかけられません。

ただ、国内の取引所と比較すると、バイナンスのレバレッジの幅は最初から非常に広いです。

3.安全な仮想通貨銘柄がたくさんある

バイナンスに上場している仮想通貨は、厳しい審査を通過してきた仮想通貨銘柄のみです。詐欺に近いような通貨はなく安心して取引ができるでしょう。審査内容の詳しい内容は明らかにしていませんが、利用者が安心して取引できるようにいくつもの審査をしています。

そのような厳しい審査を行っているため、バイナンスに上場されているということは一種の信用にもなっています。名前も知られていない未上場のゲーム内通貨でも、これから上場するためにしっかりとしたプロジェクトを作りバイナンスへ申請しています。

バイナンスを使うデメリット4選

ここではバイナンスにおけるデメリットを4つ解説します。

  1. 金融庁から認可されていない
  2. 日本円で仮想通貨を購入できない
  3. クレジットカードは使えても手数料が高い
  4. 過去にハッキングされたことがある

1つずつ詳しく見ていきましょう。

1.金融庁から認可されていない

バイナンスは過去に2回ほど金融庁から営業活動やサービス停止の警告を受けています。というのも、バイナンスは金融庁へ無登録で日本居住者向けにサービスを提供していたからです。1度目の警告を受けたときは、日本でのサービスを停止しました。

今後、金融庁からさらに厳しい警告を受ければ利用できなくなる可能性があります。ただし、突然使えなくなるとは考えにくく、事前に公式ページより連絡があるでしょう。

同じく海外取引所である「FTX」は、日本国内向けのサービスを停止しましたが、ユーザーに利用できなくなることを事前に連絡してます。

2.日本円で仮想通貨を購入できない

バイナンスは日本円での入金に対応していないので、直接購入することはできません。しかし、クレジットカードを利用すれば、仮想通貨を購入すれば入金は可能です。

クレジットカードを使わずにバイナンスで取引するには、国内取引所の口座を開設して、バイナンスに仮想通貨を送金する必要があります。国内と海外両方の口座を開設したのちに仮想通貨を送金するので、少々手間が発生します。

3.クレジットカードは使えても手数料が高い

先述したように、バイナンスはクレジットカードを使って仮想通貨を購入できます。しかし、クレジットカードは手数料が高かったり、使えるカードもVISAとMastercardの2種類だけだったりと利用しにくく感じる人もいるかもしれません。

さらにクレジットカードでも、「楽天カード」と「三井住友カード」の利用はできません。

4.過去にハッキングされたことがある

バイナンスは2019年に一度ハッキングの被害を受けています。

セキュリティは高めているものの、仮想通貨取引所は大きな金額を扱っているので犯罪者に狙われるというリスクがあります。バイナンスはハッキングの事件以来、2段階認証を強化するなど、さらにセキュリティを高める工夫をしています。

バイナンスに登録する3つの手順

ここでは、バイナンスに登録するための手順を解説していきます。

  1. メールアドレスとパスワードの登録をする
  2. 2段階認証システムを設定する
  3. 個人情報の登録と本人確認書類を提出する

1つずつ順番に見ていきましょう。

1.メールアドレスとパスワードの登録をする

まず、バイナンスの公式サイトへアクセスしててください。次に個人アカウント作成画面より、メールアドレスか電話番号どちらかでアカウントを作成します。利用規約に同意し、好みのパスワードを設定すれば個人アカウントの登録ができます。

2.2段階認証システムを設定する

個人アカウントの作成ができたら、次は2段階認証システムを設定していきましょう。先述したように仮想通貨の取引所は大きな金額を取り扱っているのでハッキングされるリスクもあるので、セキュリティも強固です。

2段階認証とはワンタイムパスワードのことで、正式なパスワードとは別に数字だけの簡易的なパスワードを設定するだけでセキュリティを強化できます。可能な限りセキュリティを高め、資産を守っていきましょう。

おすすめは「Google Authenticato」というGoogle認証システムです。Google Authenticatoはスマホを使っても利用できるので、2段階認証しやすいアプリです。iOSとAndroidのどちらにも対応しているので、ぜひともインストールしておきましょう。

Apple:https://apps.apple.com/jp/app/google-authenticator/id388497605

Android:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.google.android.apps.authenticator2&hl=ja&gl=US

3.個人情報の登録と本人確認書類を提出する

バイナンスを使って仮想通貨を取引するには、必ず本人確認(KYC)をする必要があります。本人確認に必要な書類は次の3つのいずれかです。

  • 運転免許証
  • パスポート
  • マイナンバーカード

いずれか1つを準備して、バイナンスの口座に登録しましょう。

書類の提出が終わったら、次は顔認証をする必要があります。スマホを用意して登録すると簡単にできるのでおすすめです。

国内仮想通貨取引所の開設から送金までの手順

次にバイナンスを利用するために、国内の仮想通貨取引所の開設から送金するまでの手順を解説していきます。

国内仮想通貨取引所口座の開設する

海外取引所であるバイナンスは、直接日本円での入金ができません。そのため、事前に仮想通貨の国内取引所口座を作っておく必要があります。

国内の取引所でおすすめなのは2つあり、「コインチェック」と「ビットフライヤー」です。

どちらも利用者が多く、スマホアプリにも対応していて、操作性もとても高いので人気となっています。また、海外取引所ほどではありませんが、取り扱っている銘柄も多く、どれも信頼性の高いものばかりです。

日本円をビットコインに交換する

国内の口座開設をしたら、次に日本円を入金してビットコインに交換してみましょう。

アカウントにログインし、国内取引所の口座に銀行やコンビニで入金しましょう。入金まで済んだら、「販売所」にアクセスすればビットコインの購入ができます。

ただ、仮想通貨の取引では少し入力ミスしただけでも、現金を失ってしまうこともあります。慎重になりながら交換していきましょう。

ビットコインをバイナンスの口座に入金するときの注意点

国内取引所でビットコインを交換できたら、バイナンスへ入金していきましょう。入金するのに特に銀行などに行く必要はなく、インターネット経由でできます。仮想通貨のデータはすべて「入金アドレス」という文字列で管理されています。

入金アドレスはたった1文字違うだけでもデータを失う可能性もあるので、コピペしたりメモしたりして保存することをおすすめします。

バイナンスから送金するのにおすすめの取引所3選

バイナンスに送金するときは、国内の取引所を使うことになります。ここで、おすすめの取引所を3つご紹介いたします。

ビットフライヤー|仮想通貨を1円から購入できる

引用元:bitFlyer公式サイト

まず最初におすすめできる取引所はビットフライヤーです。特徴は以下の通りです。

  • 初心者でもわかりやすい
  • セキュリティ面で安心できる
  • チャートが見やすい

▼ビットフライヤーの特徴

取り扱い通貨 ・ビットコイン(BTC)
・リップル(XRP)
・イーサリアム(ETH)
・テゾス(XTZ)
・ステラルーメン(XLM)
・イーサクラシック(ETC)
・ネム(XEM)
・バット(BAT)
・ライトコイン(LTC)
・ビットコインcash(BCH)
・モナコイン(MONA)
・リスク(LSK)
・ポルカドット(DOT)
・チェーンリンク(LINK)
・シンボル(XYM)
レバレッジ 2倍
販売所手数料 無料(スプレッドはあり)
取引所手数料 0.01~0.15%
入金手数料 銀行振込:無料

クイック入金

住信SBIネット銀行:無料

住信SBIネット銀行以外:330円

出金手数料 220~770円

ビットフライヤーは、仮想通貨を1円から購入することが可能で誰でも気軽に取引を始めることができます。販売所で取り扱っている通貨も17種類と多いです。また、サイトのセキュリティも高いので安心できます。

登録や取引など困ったことがあれば、ホームページからすぐに問い合わせれるので、質問してみると良いでしょう。

Coincheck|口座開設や取引操作が簡単

引用元:Coincheck公式サイト

Coincheckは、ネット証券大手で東証一部上場企業である「マネックスグループ」の傘下となっています。Coincheckでしか取り扱っていない通貨もあり、投資家だけでなく、国内からも人気の取引所です。

他にも特徴として挙げられるのは以下の3つです。

  • サービスの種類が多い
  • 取引所のビットコインが取引手数料が無料
  • 口座開設はメールアドレスのみ
取り扱い通貨 ・ビットコイン(BTC)
・リップル(XRP)
・イーサリアム(ETH)
・イーサリアムクラシック(ETC)
・リスク(LSK)
・ネム(XEM)
・ライトコイン(LTC)
・ビットコインキャッシュ(BCH)
・モナコイン(MONA)
・ステラルーメン(XLM)
・クアンタム(QTUM)
・ベーシックアテンショントークン(BAT)
・アイオーエスティー(IOST)
・エンジンコイン(ENJ)
・オーエムジー(OMG)
・パレットトークン(PLT)
・サンド(SAND)
レバレッジ 取り扱いなし
販売手数料 無料
取引所手数料 無料
入金手数料 ・銀行振込:無料
・コンビニ入金:770円
出金手数料 407円

Coincheckは口座開設がメールアドレスのみでできるので、非常に簡単です。また、サービスの種類もとても豊富です。

例えば、積立投資や、電気やガスをビットコインで支払うと最大で7%割引になったりするサービスもあります。Coincheckはさまざまなサービスを実施しているので初心者にとっても始めやすい取引所といえるでしょう。

GMOコイン|手数料0円

引用元:GMOコイン公式サイト

GMOコインは、東証一部上場企業の「GMOインターネット」が運営する取引所です。新規の仮想通貨の上場にも積極的で、2022年10月現在は23銘柄の仮想通貨を取り扱っています。

GMOコインの特徴は次の通りです。

  • 手数料が安い
  • 良い口コミが多い
  • 最低出金額は1万円と少し高め
取り扱い通貨 ・ビットコイン(BTC)
・イーサリアム(ETH)
・ビットコインキャッシュ(BCH)
・ライトコイン(LTC)
・リップル(XRP)
・ネム(XEM)
・ステラルーメン(XLM)
・ベーシックアテンショントークン(BAT)
・オーエムジー(OMG)
・テゾス(XTZ)
・クアンタム(QTUM)
・エンジンコイン(ENJ)
・ポルカドット(DOT)
・コスモス(ATOM)
・シンボル(XYM)
・モナコイン(MONA)
・カルダノ(ADA)
・メイカー(MKR)
・ダイ(DAI)
・チェーンリンク(LINK)
・FCリュウキュウ コイン(FRC)
・ドージコイン(DOGE)
レバレッジ 2倍
販売手数料 無料

スプレッドあり

取引所手数料 無料
入金手数料 無料
出金手数料 無料

GMOコインは各種手数料が無料の国内取引所です。各種手数料とは、口座開設手数料や即時入金手数料、暗号資産送付手数料や出金手数料のことです。

また、利用しているユーザーからの評判も良く、取引手数料が安いことや時期によって特典があるのも好評です。

バイナンスの使い方

ここでバイナンスの使い方について7つ解説していきます。

  • 入金について
  • 出金について
  • 注文方法について
  • ステーキングの方法
  • レバレッジ取引のやり方
  • ローンチパッドのやり方
  • コンバートのやり方

順番に見ていきましょう。

1.入金について

バイナンスは日本円の入金ができないので、国内仮想通貨取引所でビットコインや、イーサリアムなどの仮想通貨を購入して送金する必要があります。

入金手数料は発生しないので金銭面での負担は少ないといえるでしょう。また、いきなり大きな金額で入金すると、暴落したときに大きな損失になるので、まずは少額で試してみることをおすすめします。

2.出金について

バイナンスでの出金方法は入金方法とほぼ同じで、国内仮想通貨取引所を利用します。出金には上限があり、本人確認(KYC)をしていない場合は、最大で1日2BTC(およそ600万円)までと決まりがあります。

本人確認(KYC)を済ませている場合は、100BTCと高額な金額でも出金できるようになります。

また、出金するには手数料が0.0005%必要です。(価格は毎日変動します)バイナンス独自の通貨であるBNBで支払うと25%割引になります。

3.注文方法について

ここではバイナンスの注文方法について解説していきます。まずバイナンスには、以下の3つの注文方法があります。

  • リミット(指し値注文)
  • マーケット(成行注文)
  • ストップリミット(逆指値注文)

リミットとは、いわゆる指値注文(さしねちゅうもん)のことです。リミットは金額を設定しておき、設定した金額まで上がったら売買が自動的に成立する注文方法です。

チャートを確認する必要がなく、最初に設定した金額に到達したら完了なので、手間がかかりません。仮想通貨をはじめたばかりの方におすすめの注文方法です。

次にマーケットです。マーケットの正式名称は成行注文(なりゆきちゅうもん)です。成行注文は売買の値段を指定せずに、そのときの市場価格で注文する方法です。「いますぐにでも希望の枚数の仮想通貨を買ったり売ったりしたい人」がする注文方法です。

最後にストップリミットです。正式には逆指値(ぎゃくさしね)といいます。指し値注文と同じように、仮想通貨の売買する価格をあらかじめ決めておく方法です。指値注文とは逆で、買い注文のときは指値以上、売り注文のときは指値以下になったら売買が成立します。

4.ステーキングの方法

ステーキングとは、仮想通貨を預けて運用して利益を得る方法です。銀行に預けることをイメージしてもらうとわかりやすいでしょう。バイナンスには、「定期ステーキング」と「DeFiステーキング」があるので、どちらか選ぶだけです。

定期ステーキングは、新興通貨が集まっているのに対し、DeFiは主要通貨(イーサリアムなど)が集中しています。本来ステーキングをするには専門知識が必要ですが、バイナンスはシンプルに設計されているので、仮想通貨初心者でも始めやすくなっています。

5.レバレッジ取引のやり方

レバレッジとは、口座に入金したお金を担保にして、口座資金の何倍もの資金を動かすことです。バイナンスは最大レバレッジがビットコインの125倍までできるようになっているのが特徴です。

しかし、通常125倍ものレバレッジをいきなりかけてしまうと、損失も大きくなるので避けた方が良いかもしれません。まずは、2倍、3倍、4倍と少しづつかけていけばレバレッジのやり方もわかり、損失も少なくて済みます。

バイナンスでレバレッジをかけるには、まず「Binance Futures」と呼ばれるサービスを利用します。バイナンスにログインして、レバレッジ取引を設定していきましょう。

6.ローンチパッドのやり方

ローンチパッドとは、今後新しく上場する予定の仮想通貨を先行して購入できるIEOサービスのことです。IEOとは、ブロックチェーンプロジェクトが資金調達のために取引所を介して仮想通貨を販売することをいいます。

ローンチパッドは、バイナンスの口座開設と本人確認が済んでいることや、バイナンス独自の通貨である(BNB)を0.1BNB以上保有していることを条件として始めることができます。

先述したように、BNBはローンチパッドの支払いだけでなく、保有することで取引手数料が最大で25%割引になる大変お得なコインです。口座開設したら、BNBの購入を検討してみましょう。

7.コンバートのやり方

コンバートとは異なる通貨と両替を行うサービスのことです。特に他のユーザーと取引する必要はなく、簡単に欲しい通貨を購入することができます。

しかし、両替価格はスプレッドが含まれていることがほとんどなので、取引所を利用するより割高になってしまいます。

バイナンスの公式ページからコンバートを選び、両替する通貨ペアと価格を選ぶようにしましょう。その後、コンバートする通貨と価格を確認して「コンバート」を選べば完了です。

バイナンスを使うなら専用ウォレットを用意しよう

バイナンスで、TrustWalletを使うと、仮想通貨の管理や秘密鍵の保管が簡単にできるようになります。仮想通貨を複数保有している場合、1つのウォレットで管理できるので手間がかかりません。

TrustWalletはバイナンス公式のウォレットのためバイナンス利用者にとっては相互性がありメリットが多いです。Dappのブラウザを使っていて、Webブラウザとの切り替えが必要なく手軽に利用できます。

TrustWalletはイーサリアム(ETH)との相性が良いという特徴があり、ネムやモナコインの利用はできないというデメリットもあります。

バイナンスの使い方に関するQ&A

ここではバイナンスについてのよくある質問をまとめてみました。これからバイナンスを使う方は参考にしてみてください。

Q.バイナンスは日本語のサポートはありますか?

バイナンスは日本語でのサポートも行っています。公式サイトにログインし、チャットでやりとりできます。

Q.2段階認証のやり方はどうやってやりますか?

Google Authenticatorというアプリを使い、スマホで認証しログインすると2段階認証できるようになります。

Q:バイナンスは日本で利用できなくなるかもと聞いたのですが本当でしょうか?

金融庁から2回ほど注意を受けていますが、現在は取引できます。もし、金融庁から許可をえられないまま運営すると利用できなくなる可能性もありますが、その場合は事前に連絡が入るでしょう。

バイナンスを使って仮想通貨に多く触れてみよう

バイナンスは世界で最も取引銘柄の多い海外取引所です。まだ未上場で、知られていない銘柄も今後上場を目指してプロジェクト内容をバイナンスへ申請しています。今後はますます取引銘柄は増えていくでしょう。

バイナンスは、セキュリティー対策もしっかりしているので、情報の流出や資産を失う可能性も極めて低いです。海外のみだけではなく、国内でもメールアドレスとパスワードを登録するだけでアカウント作成ができるので、初心者向けで始めやすい取引所だといえるでしょう。

この機会にぜひバイナンスを始めて、多くの仮想通貨に触れてみてはいかがでしょうか。

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